新しいことへのチャレンジは、とても素晴らしい成長機会であることは間違いないです。
しかし、始めたことを継続することに、苦手意識を持つ人は、どうやら少なくないようです。
私は子供の頃、両親に、お前は飽きっぽいと言われたことがあります。
私はその指摘がイヤで、何であれ、始めたことを続けることに意地になっていたことを覚えています。
大人になった今は、そういう誰かからの評価を得るために何かを続けるという傾向は少なくなり、シンプルに好きなことを続ける自分になっていますが、いずれにしても、今回は、この「継続するチカラ」について、語っていきます。
なぜ続けることが苦手なのか
まず、我々はなぜ続けることが苦手なのでしょうか?
この答えは、そもそも人間とは、そんな風に創られたということです。
デフォルト設定では、我々は怠け者だということですね。
そんな風に創ったのは、文字通り、創造主です。
我々は、人生のどこかの時点で、創造主の天の邪鬼さを看破し、デフォルト設定を書き換える必要があります。
さもないと、人生に何も価値あることが起きません!!
実は、創造主も、我々がデフォルト設定を書き換えるを待ち望んでいます。
元々そのように創って、そして書き換えを望むという……
だから創造主は天の邪鬼なんです。
事例として身近にあるのは、例えば、ダイエット・禁煙・語学学習など各種の習い事etc
継続力をつけるための具体的な方法論
次にお話ししたいのは、継続力をつけるための具体的な方法論についてです。
単独でも可能なこと
まず、単独でも可能なことが、いくつかあります。
□理想に燃える
できない理由や、心理的ブロックは、一旦脇に置いて、まずは理想に燃えることです。
そして、その理想の先にやってくる可能性として、自分身の未来の姿に、真っ先に自分自が憧れることです!
□自己信頼を持つ
他人が何と言おうと、あなたのことを信頼しているのは他ならぬ自分だ、ということに明確であること。つまり、自己信頼を持つことです!
人との関係において可能なこと
次に、人との関係において可能なことがあります。
□周囲に宣言する(SNSで発信したり、家族や友人に話す)
継続すること、そして継続してどんなゴールに向かうのかを、周囲に宣言しましょう。
□同じ志を持った仲間を見つける
私の例であげると、37歳で空手道場に入門し、42歳で黒帯取得しました。途中、何度も挫折しそうになりましたが、同年代の仲間たちに支えられて、どうにか昇段することができました。同じ志を持った仲間の存在は、継続するチカラとなります。
□コーチを付ける
コーチとは、あなたの継続する意思を支える誰かのこと。プロである必要はありません。
コーチの役割は、毎朝あなたのコミットメントを聴くことです。そして、毎夜あなたの一日のコミットメント達成に関する報告を聴くことです。
達成そのものは重要です。ですが、達成しなかったとしても、達成のためにベストで臨んだかどうか、そちらの方がさらに重要です。
コーチは、壁打ち相手であり、その存在はとても力強いものです。
□他人への期待に応える
上述したとおり、あなたが周囲に宣言すると、「そんなことできるわけない」と言って、あなたの足を引っ張る人と、逆に「素晴らしい!応援してるよ」と言って、あなたに期待を寄せる人の両方が現れます。
あなたは、ネガティブな人にチューニングを合わせず、そして期待を寄せる人の期待に応えることで、継続するチカラは増していきます。
継続力を手にすることで得られるメリット
では次に、継続力を手にすることで得られるメリット
①本当の自信が手に入る
継続は、体験においても、成果においても、あなたに本当の自信を与えるでしょう。
その自信は、あなたの人生における、何よりのギフトです。
②人生が素晴らしいものにシフトする
継続することで手に入らないものは、人生において何一つありません。継続こそが、あなたの人生を素晴らしくシフトさせます。
ところで、継続の最初の一歩は、一体いつからスタートしたらいいのでしょうか?
それは今です!!
なぜなら、ダイエットで失敗する人は、常に、「よし、明日からしよう!」って思う人だからです。
明日やろうはバカやろう、という言葉がありますが、正にそのとおりです。
以上のことが腑に落ちれば、あとは日々のタイムマネジメントの問題となります。
そのハウツーは、また別の機会に。