迷いとは、あなたにパワーが無い状態
あなたは今、何かに迷ってますか?
迷ってるというのは、進むでもないし、されど、やらないってわけでもなく、固まっている状態です。
そして、同時に、人生の重要な分岐点に立っている状態でもあります。
なぜかというと、迷うということは、そもそも、あなたの関心事にヒットしているサインだからです。
もし、何の障害もなければ、あなたはやりたいはずなんです!
さて、迷いの最大のネックに、あなたは気付いているでしょうか?
それは。。。
あなたに、パワーが無い状態だ、ということなんです。
余談ですが、一時期、アニメ「キングダム」に、Netflixでハマった時期がありました。
戦場で、兵士が敵と遭遇した際、逃げるでもなく、突っ込むわけでもなく、「どうしよう~」ってなってるとき、これが兵士にパワーが無い状態なんですが、このとき、敵が迷いなく突っ込んで来たら、容易に殺戮されてしまいます。
戦場のリーダーである将軍は、撤退か前進かを、瞬時に判断して、隊に下知することが要されます。
なぜ、あなたは、迷うのでしょうか?
ではなぜ、あなたは、迷うのでしょうか?
どうして、目の前のことに接したときに、パワーを失ってたたずむのでしょうか?
あなたは「何かを信じてない」……これが原因です。そして、2つの原因があります。
①目の前にいる相手や、相手の提案の中身への不信
②自分は、目の前のことを扱い切れないだろうという、自分への不信
私は、左脳派ヒーラーなので、経営コンサルタントとして、クライアント候補にコンサル提案をする機会も少なくありません。
提案を受けたクライアント候補側で、よく次のような発言が出ます。
「このコンサルティングで、本当に成果が出るかどうか、わからないから、決められません」
「本当に成果が出るんだったら、後から成功報酬制でお支払いする形でよければ、やってもいいけど」
一見すると正論にも聴こえますが、このときクライアント候補に去来する想いは、実のところ、「きっと、このとおりやったら、成果はで出るんだろう。でも、私はそれをうまくやり切るだろうか?自信がないなぁ」が少なくありません。
ですので、残念ながら、この発言は、クライアント候補がやるべきことを、コンサル側に責任転嫁している構図です。
これが、迷いの心の構造。
自分の変化する未来に、あなたはとても関心がある
別の視点でも見てみましょう。
迷いが去来するとき、自分の変化する未来に、あなたはとても関心がある、という視点です。
これにブレーキをかけているのが、過去の失敗体験であるというのが、心的メカニズムです。
ここに登場するブレーキには、2種類あります。
①生存が脅かされる恐怖に由来するもの
②自己実現や愛の夢が破れる恐怖に由来するもの
そして、私たち人間の素晴らしさは、生存への恐怖を、自己実現や愛のパワーに昇華するとき、ブレーキが外れる!という真理です。
どういうことかというと、例えば、バンジージャンプ。
生存が脅かされる恐怖によって、ただただ人の反応として、バンジージャンプは怖いです。
恐怖を感じつつも、「これをエイヤって飛べる私って凄いかも!」という、自己実現へとシフトしたときに、人は飛ぶことができるのです!
例えば、起業を目指す人が、起業塾に飛び込む際の自己投資への恐怖は、このシフトによって抜けることが可能となるのです。
これを分析すると、自己投資によって、日々の生活が脅かされるのではないか?という恐れが生存が脅かされる恐怖。自己実現のためには、恐れを抱えたまま、飛び込む!という構図です。
なお、起業家としての自己実現する関心が100%に達しないと、やらない、という人も一定数います。
しかい、この発想は、バンジージャンプが怖いという感覚が無くなったら飛びます!というのと同じこと。つまり、恐怖そのものは、我々の中から無くなることはありません。
ということで、今回のテーマの結論は、迷ったら、怖さを抱えたまま、前進せよ!という点に尽きます。
あなたは、人生の分岐点に、このマインドセットを活用することができます。