「愛してるのに、憎い!」っていう感情
あなたは、「愛してるのに、憎い!」っていう感情を、誰かに持ったことはありませんか?
私も、若い時にたくさん経験しました(笑)
この矛盾する心の原因は、「感情レイヤー」というものにあるのです。
きょうは、そのメカニズムについて語ります。
まず、レイヤー。これは層のことです。同じところに、折り重なっているさまですね。
層は、見る位置によって、対象の把握度が変わります。
例えば、バームクーヘン。
例えば、地下鉄の構内図。
このように、物理的なレイヤーは、手に取ったり、図や絵に落とし込むことで、把握しやすいのですが……
それでは、心の中身で、我々が、ときに制御不能に陥る、感情の層=「感情レイヤー」については、どうでしょうか?
非物理的であるために、手に取ったり、図や絵に落とし込むことが難しい。
要は、2次元でもなく、3次元でもなく、4次元以上の存在なんですね。
4次元以上、それは時間軸が同時存在する。
つまり、過去も未来も、現在にエネルギーを持ってシミュレーションされています。
ところが、悩んでいる本人にとっては、あたかも現実のようなパワーとして感じられるのが特徴なんです。
しかしながら、実際には、扱うことができない。なぜなら、それは、「脳で捏造された幻影にすぎない」から。
例えば、「愛してるのに、憎い!」っていう感情があります。
たまにニュース記事にもなるこの感情はとても厄介なものです。
20代の若き頃の私も、当時、複数の時間軸の融合(=ごちゃ混ぜ 笑)であることが、見抜けませんでした。
異性間の他、よくあるのは、娘と母親のケース。
心の中の矛盾の原因
矛盾の原因は何だと思いますか?
これは、高尚な愛と、狭い思い込みとの衝突が端緒です。
または、相手だけに原因があると考えている場合です。
いずれにしても、現実を扱っていません。
この解決策は、究極的には、最後には愛が勝つと信じること。
また、自身の狭い思い込みを解放すること。
そして、自分に原因があると考えること。
すべて現実だけを扱うこと。
今、述べたのは、対人関係、特に異性間・肉親間で起こりがちな、感情的なもつれ、矛盾する心、感情レイヤーの一例でした。
対人関係以外で、感情レイヤーがあるかというと、あります。
例えば、シチュエーション。
私にはミュージカル「ギフト」への出演経験があります。
当時、キャストに誘ってくださったプロデューサーからの言葉に対し、私は心では「出たい!」と思いつつ、態度としては「押し黙っている」をしていました。
まったくの矛盾です。
この矛盾の原因は、前進・成長への欲求と、自己保身との衝突だったと今では分析できます。
ちなみに、自己保身は、過去の失敗体験から由来するものです。
解決策は、勇気を奮い立たせること。余談ながら、当時私の隣にいた友人が、「プロデューサー、この人、出たいそうです」と代弁してくれたことで、出演が決まったのでした。
解決のマスターキー
さて、すべての自己矛盾や人間関係を解決させるマスターキーと開示しましょう。
「愛してます。ありがとう」
この世界観に至ることです。
ところで、心の自己矛盾については、以前から、原因・解決策についての、研究をたくさんしてきて、今ではいくつものマスターキーを使いこなせる私ですが。。。
心の自己矛盾についての、端的なキーワードを生み出してなかったんですが、あるとき、google map をいじっているときに、発見したのでした!
それが「感情レイヤー」というキーワード。
地図には、同じ場所に、いくつもの情報が折り重なっている場合が多数あります。
商業ビルのフロアに、それぞれいろいろなテナントが入居している場合がそうですよね。
これがレイヤーの状態。google mapでは、同番地に情報が層になって表されています。
ここから、そうだ!!これだ!!人の感情も、同じところで、複数の感情がレイヤーになっているんだ!と腑に落ちたのでした。
「感情レイヤー」のメリット
さて、心の矛盾の原因=「感情レイヤー」のネガティブな面を話してきましたが、メリットもたくさんあります。
以下に列記しておきましたので、研究にご活用ください。
・抜けたあと、講演のネタに使える!
・過去を完了するきっかけ!
・やがては、目覚めたる人になる!